住宅改修の仕事をしていると
「足腰が弱くなった」「つまずく」「段差で転んだ」
というお話をよく聞きます。
一般的に、高齢になると筋力が低下し足先が上がりにくくなる、いわゆる「すり足」の状態になるために転びやすくなると言われています。
足の裏の筋力や足首の柔軟性が低下してふんばる力が弱くなり、階段や玄関の段差を降りる時に脚の力がうまく入らず崩れ落ちるように転んでしまったり、立ち座りの動作の時にバランスを崩して倒れそうになってしまうわけです。
現場調査や施工で伺うと「若い時(家を建てたとき)には転ぶなんてことは考えてもいなかったからねぇ」と口を揃えて仰います。切ない現実です。
足腰が弱った、と一言で言っても歩行の状態や生活動線はそれぞれです。また、転んでしまう状態の人と歩くことに困っていない人が考える歩きやすさにはズレがあります。
特に床のリフォームはやり直しが難しいため、施工業者やケアマネージャーさん等を交え、転んでしまう原因をしっかりと検証して安全な環境を整えたいですね。
介護リフォーム本舗前橋店ではご相談だけでも承っております(無料)
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